うるう年は、逆打ちか!? その1

今年2016年は4年に1度のうるう年。うるう年とくれば「逆打ち(ぎゃくうち)」
だ、と88番大窪寺さんは、年明けから毎日たくさんの車、バスでごったがえし
ているそうです。
逆打ちとは、88番から1番まで、通常の順打ちとは逆の順番で巡拝することで、
でもご利益も順打ちの3倍(!)になるとのことです。

その昔、伊予の豪農・衛門三郎(えもんさぶろう)は、追い返しても何度も
現れる托鉢僧に腹を立て、托鉢僧の持っていた鉢をたたき割りました。鉢は8つ
に割れたそうです。
その後、三郎の8人の子供が次々に亡くなります。やがて三郎は、あのときの僧
が弘法大師であることに気づきます。
三郎は懺悔の気持ちから、弘法大師に会いたい一心で、88ヶ所を順拝します。
20回巡っても大師に会えなかった三郎は、逆に回れば会えるかもしれないと、
うるう年に逆に回り始めましたが、12番焼山寺の近く、現在の杖杉庵で、病に
倒れます。
しかし、死期の迫った三郎の前にとうとう弘法大師が・・・・
(以下省略)


↑写真は弘法大師と衛門三郎の再会シーン(@杖杉庵)

お遍路さんの間では有名なこのエピソード。改めて読み直すとなんと怖い話でしょ
うか。
断られても何度も托鉢に現れる弘法大師というのも、なんだか怖いですが、8人の
子供が次々に亡くなるというのは、鉢を割った仕返し(と思われる)にしては、
が重過ぎる
気がしますが、いかがでしょうか。

何はともあれ、これが逆打ち文化の発端というわけです。

次回に続く

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